Forget about me

今回の話すのは映画ブレックファストクラブの主題歌「Don’t you」です。シンプルマインズというスコットランド出身のロックバンドが歌っており、ノスタルジックでどこか物悲しげなメロディーが特徴的な曲です。映画自体のストーリーはタイプの違う5人(スポーツマン、ガリ勉、不良、お嬢様、不思議ちゃん)がそれぞれ問題を起こし休み期間中に懲罰登校させられ「自分とは何か」というお題で作文を書く中、全く接点の無かった5人が交錯し、友情や恋愛が育まれていくというお話になってます。まあこの映画の雰囲気を見事に表現してる曲なんですよねー。あまりいうとネタバレになってしまうので、多くは語れませんが、普段なら絶対に交わらなかった者たちが恋仲になったり友達なったりでもこの休みが明けて学校が始まったらこの友情や愛情は無かったものになってしまうんじゃないか…?一夏の恋という訳じゃないけどなんとなくそんな儚さが漂う中、流れてくるこの曲。

自分のことを忘れないで…どうか…どうか…どうか…… 

嗚呼、ノスタルジー

戻れないあの頃。異国の高校生活を見ているから共感をするってのはおかしな話なんですけど、なんとなくわかってしまう。その雰囲気。

そしてこの歌の内容はこの映画のどのキャラクターにも当てはまるんじゃないかなぁなんて思ったりします。ラストシーンで流れるんですけどまさにその別れるシーンなんかにバチっとハマるんです。

ブレックファストクラブもDon’t youもどちらも名作です。是非ご視聴あれ。

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